狸の偏読日記

偏読者が思い出したように本について語る

流れ橋(上津屋橋)

今日は流れ橋見物に八幡市へ。

 

ここからバスに乗ると聞いていたのでバス停へ

確かにあります。

「上津屋流れ橋

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さて次のバスは何時かな。

 

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1時間に一本とは。

観光地とは思えない(驚)

 

どうしようかと困惑していると

駅前でレンタルサイクルの看板を発見^_^

 

すぐに受付をして

自転車をGET

 

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この後ろには電動機付き自転車もあり

時代の流れを感じます(笑)

 

橋を渡り道なりに進むと

川沿いにサイクリングロード

そして、ここからは快適なサイクリング🚴‍♂️

 

すれ違う自転車がすべてロードバイク

年間見るロードバイクをここで全て見た気分です😉

 

そしてようやく到着。

 

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図の通りなんですが

流れ橋とは増水時に橋桁が流されるも

回収しやすい構造とすることで

すぐに復旧することを可能にした

自然と向き合った閃きの建築物です。

 

つまり洪水でも流されない強固な橋桁を作るのではなく逆転の発想として流されることで

橋を維持してきたわけです。

新しい木材を購入して運搬、加工の手間を考えると効率的と考えるとわかりやすいでしょう。

 

楽しみにして近づいてみたら・・・

 

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流されていました。

昔、本で読んだ話では

下流で網のようなもので木材を

これ以上流れないように止めるのだと

聞いたことがあると記憶していたのですが

 

現実は

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ワイヤーで引っ張ってました。

 

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テンションかかり過ぎて

金具が心配なことになってますよね。

何だか「剛よく剛を制している」のを見た気分です。

 

ちなみに川の底にあたる地面は

きめ細かな砂地になっており

地元の子どもの遊び場になっていました。

 

完成された流れ橋は見たかったですが

ある意味で流された橋を見たのは

良い経験だと思いますし

つぎは復旧した流れ橋を見たいと思わせて

くれます。

 

この流れ橋はその特性から有名なのですが

時代劇のロケ地に使用されるなど

景観が美しいことでも知られています。

 

宗教的なシンボルではなく

渡るためだけの橋に美しさを求めるのは

贅沢なことですね。

 

 

またね。